乾杯の沖縄方言はカリイ
"乾杯"それは成功の証
沖縄に特化したマーケティング集団 嘉例ゐ(カリイ)の創設意志
無から有が生まれる筈もなく、当然我々も企業するという意思決定がありました。
ではなぜその動機を抱くに至ったのか―――。
当初は個人事業で細々と業務を請け負っておりました。
無論その時点でも、やがて創立メンバーになる方々とも付き合いはありましたが、
多少難航したビジネスを相談したり、意見交換をしたり、あるいは、
愚痴を交えつつ未来の発展を語り明かした夜も今では良い思い出ではあります。
しかし、それぞれが共通の困難に衝突する事になる。
それは、驚くほど
“連携”が薄い
事だったのです。
各人、得意分野は持っているが連携が甘く薄いために最大化出来なかったのです。
その結果、お恥ずかしながら当時引き受けた案件の業績を黒字回復する事は叶わなかったのです。
我々は一度集まって会議しました。全員が真剣な面持ちで、まるで”何か”を待っているような―――
そんな表情でした。
そこで私は、もっと連携を密にして”あのような失態”は二度としたくない、という意志を込めて、
「みんな、企業しないか?」
大胆だが確実な提案だと確信していたが、どこかで断られるのではないか? という恐怖感も当然あった。
恐れは杞憂で、みな口々に「俺もそう提案しようと思ってたとこだった」
私は、快哉を叫んだ。
みんな同じ意見だったのだ、と。
すぐにメンバー総出で会社を設立する準備に取り掛かった。
結集したメンバーも、そのメンバーとコネクションのある方々の支えは心強く、
その甲斐あって介破竹の勢いで設立・発展を遂げた嘉例ゐ(カリイ)